創業は大正元年。
初代が大阪で写真館に丁稚奉公に行き、その後、縁あって京都日活のスタジオで牧野省三監督の助監督を務めたあと、郷里福井に戻り、横山敬仙スタジオを立ち上げる。
2代目の時は、一般家庭にカメラが普及したこともあり、スタジオ撮影というよりは、出張撮影というスタイルが主流だった。
ただ、出張撮影は、どうしても制約が多いので、現社長3代目は、スタジオで撮影というスタイルを大事にしたいと現在の横山スタジオの経営スタイルにいたる。
得意な分野はポートレート。
宮参り、七五三、成人式など節目節目の記念撮影も大事だが、こちらのスタジオでは、何もない日の撮影をしにこられるお客様も多い
日本では少ないが、欧米であるような、壁面いっぱいに家族の写真を飾る…そんな作品のような写真、クオリティーの高い作品を撮るため、絵づくりや技術を高めるよう努力している。
撮影では、その子の思わぬ表情(家族でもなかなか見られない表情)を撮る為、リアクションをとったりする
また、ふだんのお客さまの服装で撮ることが、時代を映すことになるので、推奨している
もっと気軽に写真館で写真を撮っていただけるよう、願っている。